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痛風 (飽食時代の生活習慣病)
30〜50歳代男性に多く、ふだんのライフスタイルが大きく影響
血液中に「尿酸」という物質が過剰に増えることで起こる発作が「痛風」です。
尿酸とは、エネルギーや細胞の燃えかすのこと。
血液中で増加して溶けきれなくなった尿酸が結晶化し関節部分に入り込むことで、激しい痛みや
はれが起こります。
痛風の発作は、ある日突然起こります。
足の親指の関節が痛くて歩けなくなったり、靴下さえ履けない状態になることも。
その後、1週間〜10日ほどで自然に痛みは治まりますが、治療せずに放置しておくと、尿路結石や
腎機能低下などの合併症を引き起こすので注意が必要です。
痛風は高脂肪・高エネルギーの食生活や運動不足、お酒の飲みすぎが原因となります。
とくに30〜50歳代の男性に多く、全体の半数以上を占めています。
自分の尿酸をチェック
尿酸(UA) 7.0mg/dl 以上
血液中の尿酸が7.0mg/dlを越えると「高尿酸血症」と診断されます。
高尿酸血症を放置しておくと、体質によりますが5〜10年ほどで痛風を発症します。
痛風を防ぐために
・適正エネルギーを守り肥満を解消
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食べすぎは禁物。体重1kgあたり25〜30calを目安に。
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・水分補給はたっぷりと
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尿量を増やして、血液が濃くなるのを防ぐ。
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・有酸素運動が効果的
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ウォーキングや水泳などの運動で肥満を解消。
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・ストレス解消につとめる
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ストレスを受けると痛風の発作をおこしやすい。
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・お酒はほどほどが肝心
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お酒は尿酸のもとになるプリン体を多く含む。
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