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ほどほどの飲酒
お酒は少量であれば、人とのコミュニケーションを円滑にし、ストレス発散やリラックス効果があります。
しかし、習慣化すると徐々に飲酒量が増えていく傾向があり、健康に害をおよぼすケースが
少なくありません。
多量の飲酒は
(1)脂肪肝、肝炎、肝硬変などの肝臓病を引き起こす。
(2)飲みすぎ、つまみの食べすぎで肥満を招く。
(3)すい臓が害され、すい炎や糖尿病の原因になる。
(4)胃や腸の粘膜がただれて胃潰瘍を起こす。
(5)食道がんなどの引き金になる。
(6)高血圧や不整脈、心臓病の原因になる。
など、さまざまな病気を引き起こします。
また、飲みすぎから、睡眠障害やうつ病、アルコール依存症、アルコール性認知症に至る可能性も
あるので注意が必要です。
まずは、「1日純アルコール20g程度」の適量を守ること、「週に2日は休肝日をもうける」など
上手にお酒とつきあうことを実践していきましょう。
1日の適正飲酒量 (純アルコールで20g程度)
・ビール
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中ビン1本・500ml |
・清酒
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1合・180ml |
・ウイスキー・ブランデー
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ダブル・60ml |
・焼酎 25度
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0.5合・90ml |
・ワイン
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2杯・240ml |
お酒との上手なつきあい方
・週に2日は休肝日 |
お酒は肝臓に負担をかけます。週に2日は肝臓を休ませる日を
つくりましょう。
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・自分のペースでゆっくり飲む
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イッキ飲みは急性アルコール中毒や肝障害の原因に。
つまみなどを食べながら、ゆっくり飲みましょう。
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・家族・友人・同僚と楽しく飲む
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1人で飲む酒は深酒になりがちです。
仲間との会話を田あのしみながら飲みましょう。
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・夜12時以降は飲まない |
翌日にお酒を残さない、深酒しないためにも、夜12時をすぎたら
飲酒を切り上げましょう。
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・たばこ・薬と一緒に飲まない
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たばこは発がんリスクを高めます。
薬の作用にも悪影響があるので、一緒には飲まないこと。
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