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貧血 (血液中の酸素不足が引き金に)
鉄分の不足により貧血の8割は女性。
子どものころから食生活を大切に。
全身の組織に酸素を運ぶ役割をもつ赤血球やヘモグロビンが不足して、体内が酸素不足
となることであらわれる障害が「貧血」です。
貧血の種類
鉄欠乏性貧血 鉄分不足
再生不良性貧血 骨髄の造血能力低下
溶血性貧血 赤血球の異常
二次性貧血 白血球の異常や感染症
貧血の中で約8割が「鉄欠乏性貧血」です。
貧血が女性に多いのは、無理な食事制限、出産などによって体内の鉄分が不足するのが原因です。
また、運動量の多い子どもや高齢者も貧血を起こしやすい傾向があります。
食道・胃・腸などの消化器官からの出血や悪性腫瘍が貧血の原因となることもあります。
貧血状態が続くと、体の免疫力や抵抗力が落ちて、ほかのさまざまな病気につながることがあります。
食生活の見直し、早めの受診が大切です。
要注意
・疲れやすい |
・顔色が青白い |
・動悸 |
・めまい |
・息切れ |
・だるさ |
貧血度をチェック
貧血検査の基準値
ヘモグロビン(Hb) |
男: 14〜17g/dl
女: 13〜15g/dl
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赤血球数(RBC) |
男: 410×10(4乗)/μl
女: 380×10(4乗)/μl
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ヘマトクリット(Ht) |
男: 39〜51%
女: 35〜47%
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基準値は、検診機関や測定法によって異なる場合があります。
貧血を防ぐために
・1日3食きちんととる
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3食規則正しい時間に食べる。朝食抜きは厳禁。
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・肉や魚介を適量とる
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レバー、牛肉、貝類などは多くの鉄分が含まれる。 |
・大豆、野菜、海草も鉄が豊富
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納豆など大豆製品、青菜、ひじきなどをとる。 |
・ビタミンCは鉄の吸収を助ける
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かんきつ類や酢、梅干なども一緒に食べる。 |
・栄養のバランスにも配慮
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鉄分の補給に気を付けつつ、片寄りのない食事に。 |
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