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肝臓病 (無症状のまま進行する)
「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓。
病気が進行するまま、症状があらわれないのが特徴。
食物を栄養素に変える、栄養素を貯蔵する、アルコールや毒素を分解・解毒するなど、
500以上の機能をつかさどる働き者が「肝臓」です。
肝臓病の種類
肝炎
肝細胞が破れて炎症が起こるのが肝炎。
血液感染によるウィルス性肝炎(B型・C型など)が多いですが、近年お酒の飲みすぎによる
アルコール性肝炎も急増している。
脂肪肝
食べすぎ・肥満が原因で、肝臓に余分な脂肪がたまって機能が低下する。
肝硬変
肝炎が悪化して肝細胞が減り硬くなる。
さらに進行すると「肝がん」にいたるケースもある。
アルコール性の肝障害や食べすぎによる脂肪肝は、ライフスタイルを改善することで治療することが
可能です。
毎年、健康診断を受けて肝機能をチェックするとともに、肝臓にやさしい生活を心がけましょう。
要注意
・疲れやすい
・吐き気
・飲酒量の低下
・白目や皮膚が黄色くなる
・尿の色が濃い、白っぽい
・食欲低下
肝機能をチェック
GOT |
30U/L以下 |
GPT |
30U/L以下 |
γ-GTP |
50U/L以下 |
・GOT、GPTがともに基準値より高く、その中でもGPTがより高値の場合「脂肪肝」・「慢性肝炎」
GOTがより高値の場合「アルコール性肝障害」「肝硬変」の可能性がある。
・γ-GTPが基準値より高い場合、「アルコール性肝障害」「急性肝炎」の可能性がある。
肝臓病を防ぐために
・お酒は適量を守る
|
肝機能検査で異常値が出たときは禁酒が原則。
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・バランスの良い食事をとる
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栄養素が片寄らないよう、さまざまな食材を使う。 |
・太っている人は減量
|
食べすぎを避け、食事と運動で肥満を解消する。 |
・適度な運動をする
|
体力アップと肥満予防のために運動習慣を。 |
・肝炎ウィルス検査を受ける
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肝機能に異常があるといわれたら1度検査を。 |
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